産後は出産の疲労と慣れない育児、睡眠不足が重なり、出産祝いのお返し(内祝い)を贈るのを忘れていた!なんて事もママの間ではめずらしい話ではありません。万が一贈るのが遅れてしまった場合はどういった対応をとれば良いのでしょうか。
出産祝いのお返し(内祝い)をする標準的な時期
出産祝いを頂く時期が、産後七日目のお七夜から産後一ヵ月のお宮参りの頃です。
この頃に出産祝いを頂いたならば、産後1ヶ月~遅くても2ヶ月頃までにお返し(内祝い)をするのがこちら側のマナーです。
しかし、この期日までに出産内祝いを贈ることができないママが意外といるのも現実です。
出産内祝いが遅れてしまった場合の対応
産後は何かと忙しく、出産祝いのお返し(内祝い)を渡すのを忘れていた!なんて事も意外と多いものです。また、産後の回復が順調でなかったりする場合も内祝いを選んだり段取りをしたりする余裕がなく、遅れてしまう事があります。お返しする時期の目安はあれど、遅れたから悪いという事はありませんので安心してくださいね。
しかし理由が何であれ、遅れてしまった場合は気付いてからなるべく早く出産内祝いを贈るようにしましょう。そして遅れてしまったお詫びを言いましょう。宅配での場合は到着日時の事前連絡を入れる際にお詫びを、それからお礼状やメッセージカードの中にもお詫びの文を入れると良いですね。
遅れてしまうと、今更贈りづらいなぁと思うかもしれませんが、これ以上遅くなれば遅くなるほど贈りづらくなってしまいます。贈らないほうが失礼ですので、お詫びを添えたうえできちんとお返しをしましょう。
出産祝いを遅く頂いた場合は?
出産祝いを遅く頂いたのでお返しもその分遅くなってしまう、というパターンもあるでしょう。
遅く頂いた場合の出産内祝いは、なるべく早く返すのがマナーになります。目安としては、頂いてから一ヵ月以内に相手の手元に届くように贈ると良いですね。
”ついで”に注意しましょう
出産内祝いを贈りそびれしまった場合、きっかけが欲しいからと何かのついでに出産内祝いも渡してしまおうと考えてしまいがちですが、”ついで”渡しはあまりおすすめできません。
例えばお歳暮などのついでに渡してしまうと、「あからさまについでかな」というのが分かってしまい、あまり気持ちの良いものではないでしょう。何よりも「赤ちゃんの誕生をお祝いしてくれてありがとう」という気持ちが伝わるものではなくなってしまい、義務的に渡しているのかなという印象を与えてしまいますので、お歳暮などと近い時期になってしまったとしても別々に渡すようにしましょう。
遅れたとしてもお返しはしよう
産後の大変さは私もよく分かります。遅れてしまったものは仕方ないですので、先ほども述べたようになるべく早く内祝いを手配し、遅れてしまって申し訳ないという気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。